皆さんこんにちは。
今日は春の日差しが暖かく、思わずどこかに出かけたくなります。
我が家のチューリップの花が一つ咲きました。(*^▽^*)
生きている植物を見て、自然に癒される気持ちをしみじみ感じる日々に幸せを感じています。
さて今回は、前回に続き、「お乳が出すぎて困っているお母さん」の事例を紹介します。
今回は、産後2か月の子どもを育てているお母さんです。
乳腺炎の経験があるから、お乳が張って心配。。
今回のお母さんは、産後1ヶ月の時に乳腺炎になってしまい、その時思っていたよりも、今回はとても辛かったそうです。
夜間、赤ちゃんが6~8時間寝る時もあるので、また乳腺炎になってしまうのでは?と不安になり、3時間以上授乳があいたら、夜間でもアラームをかけてわざわざ起きて、搾乳を続けてきたそうです。
私も授乳している時には、何度か乳腺炎になったことがあります。
乳腺炎になると高熱が出るし、お乳は痛いし、子育てはあるしで辛いですよね。
お母さんのお乳のケアをすると、お乳の分泌はとても良くて、しこりなどもありませんでした。
※しこりなどがあると、それを流そうとして、身体がお乳の分泌を増やすことがあります。
私はお母さんに、
今まで1か月間頑張って搾乳してきましたね!
乳腺炎に1度なると、もうなりたくないって思うよね
と声をかけ、次の2つの事をお話ししました。
1. 母乳だけで赤ちゃんを育てているお母さんは、搾乳をすると、お母さんの身体は、「赤ちゃんが飲んでいる」と勘違いをして、今の量が必要だとお乳を出し続けることになります。
2. 搾乳をしても乳汁の分泌量が減らず、お乳が張ってくることに不安を持っておられますが、少しずつ搾乳をやめていくと、初めは少しお乳が張るかもしれませんが、次第に赤ちゃんの飲む量だけを作るように、調整してくれるようになります。
お母さんは、乳腺炎に対してトラウマがあったようで、念のため10日後にケアに来ていただきました。
お母さんは、晴れ晴れした表情で、
夜間搾乳していないのに、朝お乳が張らなくなりました!
授乳が6~8時間空くときもあるけど、人の身体って凄いですね!
私も朝までぐっすり眠れて嬉しいです。
今思うと、夜間の搾乳がストレスだったのかもしれない。
と話してくれました。
お母さんの身体の疲れが少しでも取れると、乳腺炎の予防にもつながります。
お母さんの負担が軽くなって、私まで嬉しくなりました。
私も今までたくさんのお母さんのケアをしてきました。
人の身体はすごい!と日々実感しています。
お身体の状態は、一人ひとり違います。
もちろん赤ちゃんも違います。
日々生活している環境も違います。
母乳育児に困ったときは、ぜひ個別に相談してみてください。
きっと自分にピッタリ合った解決策に出会えると思いますよ。
お気軽にHanaまでご相談ください☆
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