母乳を出やすくする方法は?水分を摂るよりも大切なこととは?

だんだんと寒くなってきましたが、いかがお過ごしでしょうか?

今日は、母乳がもっとよく出るようになりたいとケアに来られたお母さまから、
母乳には水分が必要と聞いたけど…」と尋ねられました。

詳しくお聞きすると、「水を毎日3リットル飲むと母乳がよく出るようになる」とのこと。

流石に3リットルを毎日飲むことは難しいので、
朝食・昼食・夕食の時にそれぞれコップ3杯飲み、
合計で1日約2400mlの水を飲むようにしているとのことでした。

お母さんに「水を飲む時にのどは渇いていましたか?」と聞くと、
「全然渇いてないです、むしろ苦しかったです。」と言われていました。

こんなお話を聞くと、お母さんはケアに来られるだけでなく、
ご自身でもご家庭でできることを一生懸命されているのだな〜と感心します。

母乳育児中の水分摂取はもちろん必要ですが、
大切なのはお母さん自身が「喉が渇いているかどうか」です。

特に産後は、赤ちゃんのお世話や慣れない育児で心配・不安になりがちで、
自分のことを考える余裕が無く、そんな意識もなくなってしまいます。

お母さんの体が欲していないのに大量の水分を摂取することは、
かえって母乳の分泌を減らすことがあると、「母乳育児スタンダード」に記してあります。

水分を摂取することは大切ですが、
どのくらい飲めばいいのかについては、
お母さんの体感が大切なポイントとなりますね。

これから寒くなってきた冬のこの時期に、体を温めるオススメのお茶をご紹介します♪

・番茶
・ほうじ茶
・ルイボスティー
・プーアール茶
・ショウガ入り紅茶
・たんぽぽコーヒー

※カフェインや糖分の多い飲み物は、なるべく避けてください

色々な知識も大事ですが、まずはお母さんご自身のお身体と会話をして、
赤ちゃんだけでなく、ご自身も大切にすることも忘れずに、心がけてくださいね♪

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